残置物の撤去費用

空き家の残置物撤去費用と相場

空家に残置物が一杯?

撤去にかかる費用と相場を徹底解説

空き家に残された**残置物(ざんちぶつ)**の撤去費用は、その量、種類、作業環境によって大きく変動します。一般的な費用の目安はありますが、最終的な見積額は現場の状況に強く左右されるため、正確な金額を把握するためには、**複数の専門業者から見積もりを取る**ことが不可欠です。


1. 残置物撤去費用の相場と目安

空き家の残置物撤去費用は、業者に依頼する場合、主に**残置物の量(体積:$\text{m}^3$)**または**間取り**をベースに算出されます。

1.1. 間取り別・空き家一軒家の費用相場

間取り 残置物量の目安($\text{m}^3$) 費用相場(目安・税込)
**1R・1K** 3~10 ㎥ **3万円~12万円**
**2DK・2LDK** 10~30 ㎥ **10万円~30万円**
**3LDK・4DK** 20~50 ㎥ **20万円~50万円**
**一軒家(まるごと)** 30~70 ㎥ **30万円~80万円**
**特殊ケース(ゴミ屋敷状態)** 70 ㎥ **50万円~100万円以上**

**戸建て一軒家**をまるごと空にする場合、家具や生活用品が一般的な量であれば、**20万円から50万円**程度が最も多い相場帯となります。ただし、長年放置され、残置物が**「ゴミ屋敷」**状態になっている場合は、**100万円を超える**ことも珍しくありません。

1.2. 費用の基本的な算出方法

  • **体積(立米:$\text{m}^3$)単価:** 残置物1立方メートルあたり**約8,000円~15,000円**が相場です。
  • **トラック積み放題プラン:** 2トントラック(約10 $\text{m}^3$)で**7万円~15万円**程度が目安です。

2. 残置物撤去費用の内訳と構成要素

残置物撤去費用の総額は、主に以下の5つの要素で構成されています。

2.1. 1. 処分費用(最も変動が大きい)

  • **費用変動要因:** 廃棄物の種類(可燃物、粗大ごみ、産業廃棄物など)や量によって大きく変わります。
  • **リサイクル料金:** テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの**家電リサイクル法対象品**は、処分費用とは別に**リサイクル料金**(数千円程度/台)が義務付けられています。

2.2. 2. 人件費(作業費)

残置物の**分別、梱包、搬出**にかかる作業員の費用です。残置物が**大量**にある場合や、**遺品整理**のように仕分け作業が必要な場合は、作業員が増えるため人件費は高くなります。

2.3. 3. 車両費・運搬費

回収した残置物を積み込み、処理施設まで**運搬するためにかかる費用**です。トラックの台数、運搬距離によって変わります。

2.4. 4. オプション費用(追加費用が発生しやすい項目)

  • **特殊な搬出費用:** エレベーターがない高層階や、道が狭い場合などに**階段作業費**や**手運び費用**が加算されることがあります。
  • **特殊清掃・消臭費用:** ゴミ屋敷状態など、**特殊清掃や消臭・消毒作業**が必要な場合は、大幅に追加費用が発生します。
  • **危険物処理費用:** ガスボンベ、消火器などの**危険物**は、通常の廃棄とは異なる特殊な処理が必要となり、追加費用が発生します。

3. 費用を高騰させる要因と注意点

3.1. 長期放置による劣化と汚れ

長期間放置された空き家は、カビなどによって残置物が激しく劣化・汚損していることが多いです。

  • **作業環境の悪化:** カビやホコリがひどい場合、**作業効率が低下**し、人件費が増加します。
  • **リユース・買取不可:** 劣化が激しいと、本来なら**買取が可能だった家具や家電**も、全て廃棄物扱いとなり、処分費用が全額かかってしまいます。

3.2. **分別作業**の有無と複雑さ

残置物が整理されず、細かく分別する必要がある場合や、貴重品の捜索が必要な**「遺品整理」**を兼ねる場合は、時間と手間が大幅にかかるため、費用も高くなります。

3.3. **大量の重量物**の存在

大量の書籍や雑誌、大型の業務用金庫など、**専門的な搬出作業や重機が必要**な重量物が含まれる場合、費用が大幅に跳ね上がります。


4. 残置物撤去費用を安く抑える方法

4.1. 依頼前に自分でできること

  • **貴重品・重要書類の回収:** 業者に**「残置物は全て廃棄で問題ない」**と伝えることで、業者の**分別作業の手間を大幅に削減**できます。
  • **リユース可能な品の売却・譲渡:** 新しい家具、家電などは、**買取業者**に依頼することで、費用を相殺できる可能性があります。
  • **少量のごみは自治体へ:** 比較的軽いものは、**自治体の粗大ごみ収集**を利用し、費用を抑えます。

4.2. 業者を選ぶ際のポイント

**【費用を抑える最重要ポイント】**
  1. **必ず複数業者から相見積もりを取る:** 3社以上で比較することで、料金体系、作業内容を把握し、**適正価格**を見極めます。
  2. **「許可」を持つ業者を選ぶ:** **不法投棄**のリスクを避けるため、「一般廃棄物処理業の許可」を持つ信頼できる業者を選びましょう。
  3. **見積書の内訳を細かく確認する:** 「一式〇〇万円」ではなく、「作業費」「処分費」など、**項目ごとの内訳**が明確になっているかを確認しましょう。

残置物の早期撤去は、空き家の早期売却や活用、建物の劣化防止にもつながるため、費用対効果を考慮して迅速に対応することが賢明です。

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