2026-03-30
先日、 「将来、前面に道路ができるから価値が上がる」と説明を受けて購入した土地について、 相続のご相談をいただきました。
しかし現状は、 いまだに接道しておらず、再建築もできない状態とのこと。
このようなケースは決して珍しくなく、 不動産トラブルの典型例とも言えます。
今回はこの事例をもとに、 何が問題だったのか、そして今後どうすべきかを解説します。
相続登記や不動産のことで迷ったら
不動産について相談する今回のようなケースでよくあるのが、
「将来、道路計画がある」
「いずれ接道するから価値が上がる」
といった説明です。
しかし実際には、 その計画が確定していないケースが非常に多いのです。
ポイントは、 「予定」と「確定」は全く別物ということです。
都市計画道路や開発計画は、
と複数のフェーズがあります。
今回のようなケースでは、 計画が存在していても実現する保証はないことが問題です。
実際には、
といったケースも珍しくありません。
その結果、 「いつまで経っても接道しない土地」になってしまいます。
「将来上がる」と言われて購入しても、
現時点で接道していない限り評価は低いのが現実です。
不動産の価値は、 「今どう使えるか」で決まります。
つまり、
の状態では、 市場での評価は非常に厳しいのです。
今回の相談のように、 相続が発生すると問題はさらに深刻になります。
なぜなら、
という状態になるため、 いわゆる「負動産」になるリスクがあるからです。
相続人にとっては、 「もらっても困る資産」になってしまいます。
相続登記や不動産のことで迷ったら
不動産について相談するこのような状況でも、 取れる対策はいくつか存在します。
まずは、 本当に道路計画が存在するのかを確認します。
具体的には、
を行います。
ここで重要なのは、 実現時期と確実性です。
現実的な解決策として有効なのが、 隣地から通路を確保する方法です。
例えば、
ことで、 接道要件を満たせる可能性があります。
条件次第では、 建築基準法43条許可が使える場合もあります。
これにより、 例外的に建築が可能になるケースもあります。
ただし、 ハードルは高く事前調査が必須です。
どうしても改善が難しい場合は、 売却戦略を変えることも重要です。
例えば、
といった方法です。
通常の市場では売れにくくても、ニーズは存在します。
相続登記や不動産のことで迷ったら
不動産について相談する「将来道路ができる」という話は、 魅力的に聞こえますが非常にリスクの高い要素です。
今回のポイントをまとめると、
という点です。
一方で、
によって、 状況を改善できる可能性もあります。
「この土地はどうすべきか?」 「売るべきか、活かすべきか?」
と悩んでいる方は、 早めに専門家へ相談することが重要です。
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